KLに戻って戦闘です。

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今日、仕事の帰りに乗ったタクシーが、あいのりだった。
小柄なインド人の姉さんであり、要するに運転手の彼女だったわけだが、
「私たち4月に結婚するの!」とか言われて、
何つーか、幸せそうでいいなー、と素直に思った。

マレーシアでは、フルタイムの仕事を持つ人が副業でタクシー運転手をやることは、
そんなに珍しくない。
私が乗ったタクシーの運転手&奥さんは、

 ・平日の昼間は保険の外交員(今話題のAIGの代理店)をやっている
 ・4月の結婚式の費用は2万リンギット(50万円)であり、ちょっと生活が苦しい
 ・それなので仕事が終わってから副業でタクシーをやっている
 ・結婚式には、デリーから二人の大好きなおじいさんが来てくれる

熱くてヤケドしそうでした。

とにかく、一体何で自分がこんな心境になるのか、よくわからないけど、
今ホテルの部屋からKLの夜景が一望できて、ただただ綺麗なんだけど、
逃亡してたまるか!という気持ちと、虚ろさと隣り合わせ。